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僕はすぐに彼女をどけようとしました。
しかし、すごい力で押さえつけられてしまいました。
彼女は一心不乱に傷口を舐めたり吸ったりしています。
僕は痛さとくすぐったさから逃げようとしましたが……無理でした。
「は~…。くっ、仕方がない諦めますか…。」
はい、諦めました。
彼女は尚も傷口を舐めています。
「ん~!あなたの血ってやっぱり美味しい~!」
彼女は本当に美味しそうに血を舐めている。
そう、彼女の欠点とも言える秘密…それは…
〝血の味が物凄く好き〟
だと言う事なんです。
実は彼女と付き合うきっかけもこの特殊な味の好みがきっかけなんです。
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