壊れた日常

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「やっぱり今期はアタリが多いですな」 「うんうん。どれも作画が安定してる」 「ちょっとちょっとジ〇ンプ新連載!これはデカなるんじゃない?」 「おぉ!バレー漫画か。新しいな」 ここはマンガ談義、アニメ談義が白熱する漫画研究会の部室。 小さな部屋だが3人しかいないので丁度良い。 問題があるとすれば隣が軽音楽部の部室であることだ 外から部室の前を通る足音がする 「はぁ、今日も始まるのか…騒音」 「はい。テレビにイヤホンつけまーす」 「大人しくマンガ読むか…」 軽音楽部の練習がなかなか始まらないので顔を見合わせていると部室の扉が乱暴に開いた。 「おい。お前ら軽音楽部に入部しろ いや、しなくてもいいから俺らとバンド組め。廃部になりたくなかったらな」 漫画研究会の平和な日常は壊れ始める
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