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放課後、今日は部活の前に美化委員会の集まりがある
うちの学校は人数が少ないので、みんな何かの委員会に入らなければならない
『まだみんな来てないんですか?はぁ・・・』
「そんなシケた面するなって。せっかく美桜ちゃんと会えて嬉しいのに」
『光国先輩・・・私は早く部活に行きたいです』
「まぁでも、 まだ俺と美桜ちゃんしか来てないからな。みんなが集まらないと始まらないし」
そう言うといきなり先輩が後ろから抱きついてきた
思わず私は声を上げてしまう
『きゃっ!先輩/////』
「美桜ちゃんって本当可愛いよね。このままいいことシない?」
『しませんから!離してください///』
「もー、つれないな美桜ちゃんは」
私にまとわりつく腕を離そうとするけどなかなか離してくれない
『・・・あの・・・なんですか?』
「ねぇ、今日部活終わったら一緒に帰らない?」
『どうしてですか?』
「どうしてって、美桜ちゃんと一緒にいたいから」
『光国先輩って、他の女の子にもそういうことしてますよね?』
「それは誤解だな。美桜ちゃんにしかしてないよ?」
『他の女の子にもそういうことしてるの見たことありますから』
「あ、バレてた?なに?もしかして嫉妬してくれてるの?」
光国先輩は普段優しいけどこういうときはちょっとメンドクサイな
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