第1話

3/28

12人が本棚に入れています
本棚に追加
/72ページ
ジリリリリリリリ・・・ 『ハッ!・・・はぁはぁ・・・夢?』 あの悪夢からスマホのアラームで起こされた アラームを切って時間を見るともう7時 学校に行く準備をしなければならない 『なんか・・・朝から嫌な夢を見ちゃった感じ』 夢というものは不思議なもので、もうどんな夢を見たのかも忘れる ただ、その夢で感じた恐怖というものはしっかりと覚えている 『なんの夢だったんだろう・・・何か胸騒ぎがする。考えすぎ・・・かな』 「おーい美桜!早く起きろー!」 『あ、はーい』 部屋の前からお兄ちゃんの声がする いつも起こしに来てくれる 一人でも起きれるのに少し過保護なとこがある そんなことを思いながらも制服へ着替えてリビングに向かった
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加