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ジリリリリリリリ・・・
『ハッ!・・・はぁはぁ・・・夢?』
あの悪夢からスマホのアラームで起こされた
アラームを切って時間を見るともう7時
学校に行く準備をしなければならない
『なんか・・・朝から嫌な夢を見ちゃった感じ』
夢というものは不思議なもので、もうどんな夢を見たのかも忘れる
ただ、その夢で感じた恐怖というものはしっかりと覚えている
『なんの夢だったんだろう・・・何か胸騒ぎがする。考えすぎ・・・かな』
「おーい美桜!早く起きろー!」
『あ、はーい』
部屋の前からお兄ちゃんの声がする
いつも起こしに来てくれる
一人でも起きれるのに少し過保護なとこがある
そんなことを思いながらも制服へ着替えてリビングに向かった
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