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休み明けの月曜日
いつもの時間に出社すると、パソコンの電源を入れて項垂れた。
ああぁ、睡眠不足。
新井くんと顔を合わせると思うと緊張して眠れないなんて……。
目の下のクマは、コンシーラーで隠せたと思うけど化粧のノリは最悪だ。
こんな顔、誰にも見せたくない。特に新井くんには。
はぁ。
気がつくと溜め息を吐いていた。
少しでもテンションを上げようと、コンビニで買った野菜ジュースにストローをさして思い切り吸い込んだ。
「う……」
朝食代わりの野菜ジュースが胃に沁みる。
あの日のことは、寝て忘れるつもりだった。
それなのに、キスマークを見るたびにいろいろ思い出してしまって。
結局は忘れるどころか、新井くんのことばかり考える始末。
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