第三章 砂漠の薔薇3

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「分かった。 やはり、人類には必要ない」  男は、回答に満足したのか、 上へと飛行機を飛ばすと、政宗を突き落としていた。 「君の仲間が、追ってきているからな」  地上で、ジープを運転しながら、 宝来が追ってきていた。  政宗は着地地面を確認すると、 飛行機の型を確認していた。  外見は、かなり古い型の飛行機だが、 中は最新型であった。 こんな改造をしているのは、そう多くない。  この質問だけで、戦闘することは無かっただろう。 電話でも、政宗は回答していたと思う。  政宗が、空き地に降り立つ。 すぐに宝来がやってきて、ジープから飛び降りると、 政宗の無事を確認していた。
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