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…私は昔から人が大嫌いだった。
くだらない理由で輪をつくり、くだらない理由で輪から離す人間たちが。
だから私は人を嫌った。
1人でいることは、
学校の先生にしられると、
お友達つくろうっていわれるわ。
でももう、そんなことはいわれない。
諦められているから。
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「ねぇ、霊夢ちゃん。どうしてお友達作らないの?先生、お友達つくろうって言ったよね?」
「…作る意味がないじゃない。」
「お友達作らないと一人ぼっちだよ?先生、霊夢ちゃんを一人ぼっちにしたくないなぁ。」
「一人がいいの!!一人が楽だから!!1人のほうがいいから!!!本当は##先生ともはなしたくない!!
なんなの!?1人でいたいのに!!!先生には関係ないじゃない!!放っておいてよ!!!!!」
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でも、私は気にはしない。
どれだけ人に嫌われようと、
私は、1人でいる事が好きだから。
寧ろ、嫌われた方がこちらは好都合だった。
誰も私に関わろうとはしないからーーーーー。
家族すら嫌いな私は、小学校で人と関わらないよう沢山勉強して中学受験を受けた。
そして家族と簡単に会えないよう、
遠い中学校を選んで。
私は明日から中学生。
人と関わらないよう注意しなければならない。
さて、今日も夜がやってきた。
私は、眠りにつく。
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