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【閃国戦隊ムシャレンジャー】
せんごくせんたいむしゃれんじゃー。ヤヴァルト銀河皇国が惑星キヨウの大陸国家時代であった頃、当時の旧式NNL(ニューロネットライン)で配信され、人気を博した子供向け動画番組。
ヤヴァルト皇国が銀河に進出し、恒星間用NNLに移行する際に、他の娯楽コンテンツと共に消去されたはずが、何らかの理由で歴史アーカイブの中に紛れ込んでいたのを、皇国暦1540年になって発見され、1543年に再編集の上で特別配信された。
内容は惑星キヨウを侵略しようとする異次元からの敵、ヤミショー・グーン大魔王率いる軍団“アークトゥーズ”に立ち向かう、五人の戦士(のちに“追加戦士”と呼ばれる六人目が参加)の物語、いわゆる勧善懲悪ものである。
彼等は一人ずつ色分けされており、ムシャスピリッターという印籠型のアイテムで“ゴー!ムシャチェンジ!”の掛け声とポーズで、ムシャレッド、ムシャブルー、ムシャイエロー、ムシャグリーン、ムシャピンクへと変身する。ただし追加戦士のシャドウブラックのみ、手裏剣型変身アイテムのシャドウクロスである。
さらに一度倒されると巨大化再生する敵に対して、合体巨大ロボットムシャダイオーで対抗、シャドウブラックの操縦するナイトアサシンが参加してからは、ムシャエンペラーに進化合体も可能となった。
記憶をなくしているリーダーのムシャレッドが実は、敵軍団アークトゥーズがキヨウ侵略に先駆けて派遣していた秘密工作員であったり、敵の大魔王ヤミショー・グーンが、ムシャレッドと恋愛関係になったムシャピンクの父親だと判明したりと、主人公達の葛藤も話題となったようである。
当時のデータによれば“ハイパー戦隊シリーズ第18作”となっており、また再編集前の映像データでは本作最終回の本編後に、次回作『学光戦隊マナブンジャー』の予告編なるものが確認されているため、当時少なくとも19作以上は同種の作品が続いていた事を表している。
【この項おわり】
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