living.5

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「してる……」 「月海ちゃん、来てくれてありがとう」 ソファーに崩れ落ちる月海に、七夕の笑顔のお礼。 その笑顔だけで月海の体力が復活。 渡した水をいっきに飲み干して。 「七夕のためならどこへだって行ってあげるわ!」 復活しなくてよかったのに、うるさいから。 「わかったわかった、帰れ」 「今来たばっかのヒトに対する態度か」 「気にすんな」 コレがあたしだしね~。 ソレをこのニ人は知ってるからソレ以上何も言わないし。 「七夕の悪阻がひどくなる前に帰ればって言ってんの。あんた経験者なんだからわかるでしょ」 「わかってるわよ。じゃあね、あげは」 一難、去ったって感じ? 玄関でニ人を見送り小さくため息。 別にニ人がイヤなわけじゃないんだけど、たまについていけない時があったりなかったり。 まぁ、気にしてたらあたしの友達になってないか。 「……あぁ、洗濯物干さなきゃ」
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