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もう…
お遊びと笑っては居られなくなって居た。
「どうしよう…小百合」
「何が?百合…」
「私達…もう戻れなくなっちゃったかな?」
「解らないよ…でも、今更男に抱かれたいとか考えてるの、百合は?」
百合は頸に腕を絡めて見つめる小百合を見ながら、その首を左右に振り笑みを浮かべる、小百合も仰向けで見つめる百合の首元に腕を絡め近い所で微笑みながら見つめる
「今更ね…男は野蛮だもん、私はそんな獣みたいな男に預ける身体なんて持ち合わせてないわ」
「私も…強引な男よりは繊細で柔らかい女性の身体を触れる方が好き…特に百合の身体は好き」
「小百合の身体も好き…貴女ならこの身体を全部預けても後悔しないよ」
「うふふ…やっぱり私達はもどれないみたいね」
「そうだね…うん、良いや」
「私も」
見つめ合う2人の唇が重なる…より深く、より繊細にそしてより妖艶に…お互いの身体を確かめる様に互いの肌を這う唇は柔らかくその中に感じる満たされて行く感覚は普通と違い物凄く優しい。
「あっ…」
百合の口から漏れるそのなめかしい声に小百合も何か充実して行く気を感じる。
敏感に反応する部分はゆっくり丁寧に…
強く感じる部分は激しく強く…
軋むベッドの上で2人はその気を満たして行く…もう何回も身体を重ねて来たけど、常に思うのはどこまで行っても飽きない心地良い満足感。
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