其之参百合と小百合

5/5
前へ
/46ページ
次へ
尽きる事のないそれは、何度も2人を誘い、何度も高揚感を生み出して行く。 果てる頃にはお互い汗と荒くなった呼吸と脱力感に襲われる全身 「はぁ…はぁ…」 「私達、エッチ過ぎるよね、こんな事何回も」 「全然飽きないんだからしかたなくない?」 「私もだよ、何度も満たされてもまた満たされたくなっちゃう…足が震えてるのにね…」 「私も…ね、2人でシャワー浴びようよ、流石にこれはヤバイわ」 「だね、今度は洗いっ子しようか…全部」 「そんな事したらまた求めちゃうかも知れない…」 「そん時はそん時…また、満たされれば良くない?」 「じゃあ、もしそうなったら、今度は小百合の番だよ、さっきはいっぱい私されちゃったから」 「良いよ、受けて立つ!(笑)」 薄いタオルケットに2人でくるまって居たけれどシャワーを浴びる為にそれを避けて生まれたままの姿でベッドから出ると、恋人つなぎの様に手を絡める様にして揃ってシャワールームに入って行った。 そしてまた… 2人は求めるがまま素肌を重ねた。 カーテン越しに差し込む光はそんな2人を妖艶に映し出している、もうそれは朝の陽の光だった。
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加