第1章

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席に戻ると、私の前に座っている、 一つ年下の後輩の美香りんが喉飴をくれた。 「柚子先輩~~。 新作の柚子のど飴見つけちゃいました~。」 「は~~。 あのね、私の名前が柚子だからって、 柚子ばっかりくれないでよね。」 「え~~。 だって、柚子って名前を聞くと、 親近感沸いちゃわないですか〜? ほら~食べてみて下さいよ~。 美味しいですよ。」 美香りんは、 ニッコリと可愛く微笑んだ。
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