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本に吸い込まれ気絶しているリン君
｢ん、んん……え、どこだここ｣
目を覚ましたようです。
目を覚ましたリン君は驚きました、それもそのはず
さっきまでリン君はあたたたたたたたたたかいお家にいたはずなのに今や森の中、しかもそこら辺に生えてる木が絵の具で書かれたような不思議な形をしているのです
｢えーと……たしかミオが｢本の中にうんたらなんちゃら｣って言ってたよな……てことはここは本の中？｣
どうやらリン君は察しが良いようで
｢ここはなんて本の中なんだ？
本によっちゃ俺死ぬぞ｣
童話ですので心配なく
｢まあいい、あいつの気が済んだら出れるだろ、それまでサバイバルだな｣
順応性も高いようで
｢しっかしどうすっかなー｣
しらん
｢とりあえずは散策かな｣
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