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そう言いつつ、視線を彼のモノに移すと
言葉とは全くといっていいほど裏腹に
諦める気がなく主張している彼のソレ。
『柏木さん…大丈夫?
もう、こんなになってるよ。』
そう言って目線でそれを指す
『玲香ちゃん…もう我慢
出来そうにないや。玲香ちゃんも一緒に
気持よくなろうよ、ね?』
柏木はあたしの耳元で囁くと、
グラスを持ちながら平然を装って
肘を胸の先端に押し付けてくる
やばい、下半身が疼き始めた
欲しい、今すぐに柏木からの快感が
欲しくて堪らなくなる
『あっ…』
わざと声を漏らし、口元に手をあてて
もっと、柏木がその気になるように促す
『玲香ちゃんは相変わらず
感じやすいのな…たまらないよ。』
そう言いうとグラスを持っていない方の
手をあたしの太ももの上に置いて撫で回す
まわりには気づかれないように
あたしもそっと柏木のソレを撫でて…
そして耳元で囁く
『柏木さん、お手洗いで。』
あたしは一足先にトイレへと向かった
そして今日は、これで欲を満たせる
と思いながら
あたしはニヤリと口角を上げて微笑んだ
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