放課後、理科準備室にて
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昨日と同じようにノックをしてから扉を開ける。 「失礼します」 今日は教室の中に先生の姿があった。 「待ってたよ」 慶佑が来ることを確信していたかのような余裕の笑みで先生は出迎えてくれた。 「・・・・・・これ、入部届です」 畳んで制服のポケットに入れていた紙を手渡す。 先生はそれを受け取ると、 「ありがとう。そして、ようこそ生物部へ」 といつものように微笑んだのだった。
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