第1章

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うああああ… キャアアア… かっ身体が分離している まるで宇宙をさ迷っているみたいだ。 二人とも強力なオーラの光に包まれエレメンタルの黒猫は、卵の形に変化して同化した。 合体だニャ!!! 温かい…まるで…母体の中にいるような… ギュウゥン… カッ!! 閃光と共に巨人が現れた。背中には、七色の翼が光り輝く。 思った通りだニャ♪虹のエレメンタルが手に入ったニャ♪ す…凄い、これが虹のエレメンタル… 翼を持った巨人の周りには、七色のオーラが立ち込めていた… ハミルは、巨人の中の生態コクピットの中にいた。 なんだろ…この感じ… とても温かい… ハミルは、驚きより、この上ない、いごごちのよさを感じていた この光は… ハミル♪この光こそ希望の光りだニャ♪ さあハミル、神器を使ってバハムートを倒すニャ♪ 巨人が手を天に、かざすと虹色に光り輝く弓矢が降りてきた。 巨人が弓矢を握りしめるとバハムートが異変に気付き迫って来た。 ギャアアアス!!!ゴルルアァァ…!! ハミル!!早くするニャ!! わかった!! 連…私達を守って… 虹のエレメンタルよ!!我が名、ハミル・バーストンの名の元に命じる!!希望を司どる七色の矢よ!! バハムートを居抜きなさい!! 巨人が、目を輝かすと一筋の光りの矢が現れた。 即座にバハムートから強力な火球が吐かれた。 マズイ!!いそぐニャ!! いっけえぇ~!!!!! ズギューン ついに巨人が矢を放った。 七色の閃光は、巨大な火球をかき消しバハムートを一瞬にして消し去った。 あれから数時間後 俺は、元の世界に戻っていた。 不思議な事に、あれだけ長くいたと思っていたゲームの世界が、元の世界では、30分も経っていなかった。 巨人は、バハムートを倒すと光と共に消えて元の 俺達の姿に戻っていた。 ウェールズ・バーストンの兵士達は、勝利に歓喜し俺達を称えてくれた。 ハミルは、別れ際、俺の頬にキスをした。 ありがとう♪ 武装の装備を外したハミルは、とても可愛い女の子だった。 俺は、ハミルの為なら、またここに来てもいいかなと思った。 ハミル!!また会おう!! 終わり
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