新婚夫婦の甘い日常②

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「貴女には分からないかもしれないね、ベル」 沈痛な面持ちで、片手で顔を覆って溜息をつく。 「貴女の衣服を脱がしてゆくのはね。隠された花の奥を暴いてゆく、蜜に群がる蜂のように楽しいものなのだよ」 「はぁ」 確かに毎回嬉々として脱がしにかかってくるわよね。 「下着姿になって恥じらう貴女を見るのも楽しい。コルセットで隠された胸を解放した時の、あのたわわな実の零れ落ちる様ーーー」 どうしてそんなに意気揚々と、下着について語れるのかしら。 「けれど!」 「は、はい。うわっ」 背中に手が回ったかと思うと、強引に身体を起こされて。彼の膝にまたがるような姿勢にされてしまった。 彼の整った顔が間近に迫ってドキドキしてしまい、恥ずかしくてうつむいた。
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