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ある街に、旅の大好きな猫ミケがいました。
ある日ミケは船で旅に出ると言い町中の人を驚かせます。
ミケは無理と言うそんな言葉に耳を貸さずに、自分で船を造りました。
その船に乗り旅に出ます。人々はミケはもう帰って来ないだろうと言いながら見送りました。それとは反対にミケの心の中は旅に対するワクワク感で一杯でした。
しかし、船は途中で岩に乗り上げて壊れてしまいました。仕方なくミケはそこから一番近い島まで泳いでいくことにしました。島にたどり着いたミケは島に住む美しい白猫のマリと出会い恋に落ちます。この島で猫はマリだけです。マリもこの島に流されてきたのです。
「あらあなたはだあれ」「僕はミケあっちの町からやって来たのさ。君はここに住んでいるの」「そうよ」二人だけの生活をしながら、船を造りミケは自分の町にマリを連れて帰ります。町中でミケの生還に喜びました。そして、お嫁さんを連れて帰ったミケを祝いました。
終わり
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