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あの棚から1キロメートルほど走ったろうか?
闘の前に大きなエレベーターが立ちふさがった。
闘は迷わず、エレベーターの▽ボタンを押した(△のボタンはなかった)。
すると天井近くに付いていたスピーカーから声が聞こえてきた。
「このエレベーターを使いたければ、扉の前にあるパネルに正解を打ち込み、画面に映し出されている謎を解け。打ち込める解答は一つだけ。では、健闘を祈る。」
闘「何だよ。急いでんのに…」
闘は画面にある謎を見た。
闘「なになに…。『3×9』は?だと…。簡単じゃん」
闘「いや、そんな簡単なはずは…これは罠かもな。よし、選択肢をみてみよう」
闘「1番 『27』」
闘「だよなぁ。やっぱり」
闘「2番 『YOU』」
闘「ユーだって?」
闘「3番 『5』」
闘「『5』ってどういう事だ?何か特殊な計算でもするのか?」
闘「4番 『チュアリー』」
闘「『チュアリー』って何だよ?」
闘「これで全部か?全くわけわかんねぇ。どれが正解何だ?」
闘は頭を抱えた。
しばらく考えこんで、パネルの真ん中に『ヒント』とかかれたボタンを見つけた。
闘は罠かも知れないと思ったが、答えが思いつかないのでそのボタンを押した。
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