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千「もうちょっと絡んでよw」
燐「いやです」
直「いいですよ?」
燐「ちょっとくたばってもらえます?」
直「なんでだよ!?」
いや、今日は色々と思考が追いつかないし…。
千「イチャついてくれないなら、晩御飯抜きね(≧∇≦)」
あれ…オレこの脅され方知ってる過去にあったかも。
あったわ。むしろ最近。
門崎さんに閉じ込められた時もこんな脅され方をしたっけな。
ってか、何でオレらの猫耳に気付かないんだろうな…千春さん。
直「で、どうするよ?」
燐「何で先生はそんなにニヤケてんスか?殴りますよ?」
直「今回はどうする?またキスか?だが、さっきの様子じゃキスはしてくれないだろ?」
燐「フッ。当たり前じゃないですか。…それに、ヤるだけがカップルじゃないとおもいますよ?オレは。だから、オレの髪を切ってください!」
直「髪?何で?」
燐「暑いからです!ダメですか?」
直「わかった。お前よりオレのが髪長…まぁいいや」
千「あ、道具なら政樹さんが前髪切るのに使ってたから政樹さんの部屋にあるよ?」
直「…政樹さんって前髪長いですけど、切ってあの長さなんですか?」
千「切ってあの長さよ」
直「マジか」
先生は道具を取りに退室した。
ってかまじか!切っててあの長さなのか!!
思い切り目どころか鼻にかかってるのにそれでも切ってるのか!
まぁ、アシメじゃしゃーないのかな?
多分イケメンだから許されるんだろう。
燐「今回はこれで勘弁してください」
千「いいわよ♪」
燐「ちなみに腐った原因は?」
これは聞くまでもないか。
千「紗耶香」
燐「ですよねー」
やっぱり原因は母さんか。
千「暫く合わなかったけど元気にしてた?」
燐「なんとか…」
千「貞操とか狙われたりしてない?」
燐「ちょ」
千「例えば、理事長とかに…」
燐「…………」
とても的を得ている。
千「政樹さんも心配してたよ?」
燐「なんの!?」
千「あの人もちょっと過保護なところがあるから…」
燐「いや、なんのっ!?」
千「で、大丈夫?」
燐「いや、その…あの…」
千「その様子だと味見程度はされてそうね…」
燐「貴女はエスパーか電波か何かですか?」
千「ふふっ。私は普通だよ」
自分で普通と言う人は大体が普通じゃないことをオレは知っている。
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