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直「……千春さん…」
千「政樹さんなんて可愛い子に犯されて従順なペットにされちゃえばいいのに!!」
直「ちょっ、それはどっちにしても千春さんの元に政樹さん帰って来ないじゃないですか!!」
千「いいもん!」
燐「ヤケにならないでください」
夫相手になんてこと言ってんだよ。この人も!
千「いっその事、燐音くんが政樹さんを緊縛して寸止めで焦らしプレイをしてひたすら言葉で責めて、前も後ろも弄らず…そうね、胸だけとかキスだけでイかせて羞恥プレイして、限界に達してる政樹さんに慣らさずそのまま入れて爪とか立てて痛みで感じさせるのとかいいと思うよ!!」
燐「そういうこと言わないでくださいよ!」
なんかヤケにリアルなこと言ってるよな!?
想像するとちょっとヤバイ。
千「新しい快楽を覚えた政樹さんはたぶん燐音くんを避けながらも確実に意識するから!日に日に欲求が強くなって自慰だけじゃ足りなくなり、我慢出来ずに燐音くんを求めると思うから!!」
燐「いや、オレ恋人いますから!!」
千「ぇ?…直人くん?」
燐「違います」
直「そんなきっぱり言うなよ。へこむぞ?」
燐「蒼真さんに慰めて貰えばいいじゃないですか」
直「泣くぞ?」
燐「どうぞ。鳴いて下さい。覗きに行きます」
直「お前…坊主にされたいか…?」
燐「えー、大人気なーい」
直「…ほら、椅子に座れ」
燐「はーい」
新聞紙を敷いた床に置かれた椅子にオレは座った。
新聞紙って便利。
服に髪の毛がつかないように新聞紙を身に纏うオレw
直「で、どのくらいまで切るんだ?」
燐「先生に任せます」
直「わかった」
燐「…冷たっ!」
先生はオレの髪に霧吹きで水をかけながらカットを始めた。
髪を切られるのは慣れてるから良いんだけど、髪切ってる所をガン見されるのは初めてで何とも言えない心境になった。
直「それにしても、いきなり髪を切るとかお前…失恋でもしたのか?」
燐「オレは女ですか?」
直「彼女にしろって?」
燐「質問を願望で返さないで貰えますか?」
直「ノリが悪いなぁw」
燐「悪かったですね。そういうお年頃なんで」
直「最近の若者の扱いは難しいなぁ…」
千「若者が何を言うかw」
直「オレはもうオッサンですよw」
そんな会話をしながらも先生はオレの髪を地味にチョキチョキ切っている。
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