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燐「crazyだぜ\(^ρ^)/」
直「あ、でもコレ20年前のだ」
燐「20年前と変わらないオレの親ってどうなってんだろう…?」
直「事件だな?」
燐「まぁ、母さんは結婚したから女優は現役引退してBL漫画描くようになったらしいし、親父は結婚してから浮気にならないように男の相手しかしなくなったらしいんだよね…。因みにどっちも原作書いてんのはオレなんだぜ((キリッ」
直「うわっ…知りたくなかったわそんな隣人の家庭事情なんて…」
燐「まぁ…見なかった事にしましょう。…母さんが女優やっていたのは知ってたけどAV女優って…」
こんなオレ誕生の秘話は求めてなかったわw
望月先生はパソコンを強制終了させてイスに座った。
オレは勝手に望月先生のベッドにdiveしたw
直「…………」
燐「…………」
何ですか?この沈黙は。
ってかガン見されてんだけど。
直「お前って奴は…危機感なさ過ぎじゃねーの?」
燐「危機回避力はある方だよ?」
直「はぁ…」
先生がため息をつきながら立ち上がりオレの方に近付いてきた。
ギシ……
何故か望月先生に仰向けにさせられ、先生はオレの顔の近くに左手をついて辛そうに言った。
直「オレ、これでも…自分の感情を無理やりネジ伏せてお前を襲うのを防いでんだぞ?」
燐「大した自制心ですね」
直「お前を傷付けたくないから」
燐「何で…オレだったんスか?」
直「そこはお互い様だろ?」
そうだったわ。
これは先生が正しい。
燐「…………」
直「燐音、お前が今オレの事をどう思ってるかは知らないが、少なくともオレはお前の事が好きだ」
燐「それは昔のオレですか?」
直「いや、今のお前」
燐「オレは…今も昔も関係なしに先生の事好きですよ?オレがダメな人間にならなかったのは、先生の背中を追い続けたからですし…」
直「可愛い事言うなバカ」
燐「全然可愛いくなんてないし」
オレは全然可愛くなんてない。
直「なぁ、燐音?お前は今、担任と…海斗と付き合ってるんだったよな?」
燐「はい。相手は意識不明だけどね」
直「…………」
燐「だから、進む事も戻る事も出来ないんです」
直「それでも別れないんだ」
燐「普通ですよね?」
直「今ならオレ、蒼真の気持ちがわかる気がする…」
意味不ですわ。
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