☆初恋の人に再会したが…☆

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燐「話、変わっちゃいますけど、オレら…再会するのが遅すぎたとおもいませんか?」 直「実際、遅すぎだ」 前に望月先生に対して『どこかで会った気がする』と思っていて、望月先生もオレに対してそう感じてたことがあったが、実際にオレらは会っていたんだよな。 気のせいじゃなくてよかった…。 燐「再会するのがもう少し早かったら…どうなってたんでしょうね?」 オレは海斗先生ではなく、この人と付き合っていたのだろうか? 直「たぶん、今の関係とかわんねーだろ…」 コレが望月先生の答えだった。 燐「欲がないんですね」 直「いや、欲がない訳ではないんだけどさ…お前と出会ってから、寮に入るまで遊んだ感覚はあるけど、何をしていたかまでは思い出せない」 燐「上記に同じく」 直「お前欲求不満だったのか?」 燐「そこじゃないです!」 何でオレがシリアスに持っていこうとするとアンタが壊すんだ? 直「お互い覚えてない…。つまりさ〝何か〟があった訳だろ?」 燐「それでお互いその頃の記憶を曖昧にした…と?」 直「あぁ」 燐「………」 直「………」 燐「………」 謎の沈黙がしばらく続いたわ。 直「シリアス止めね?w」 燐「ですね」 直「まぁ、折角の休日なんだし楽しもーぜ!!」 燐「じゃあ何します?」 正直、いい案が思い付かない。 望月先生じゃ腐トークも出来ないし。 直「ババ抜きとか?w」 燐「二人でやるババ抜きほどつまんねぇババ抜きはないと思いますよ」 直「じゃあ何する?」 燐「人生ゲームとか?w」 直「…2人で盛り上がるか?」 燐「……アカンな…」 直「あ!」 燐「え?何かいいのありました?」 直「ヤろうぜっ!((キリッ」 ………。 燐「このっ!エロオヤジがぁっ!!」 直「ぬあっ!!」 オレは先生をぶっ飛ばした。 親の次は先生か…。 なんだよ。塗り替えるとかヤろうぜとか。バカか?w 再度いうけどオレが相手じゃ全然ダメなんだっての!! オレが萌えたいのであって、オレで萌えられても困る。うん。困る。 直「つかオレ、オヤジって年齢じゃないんだけど?まだ26だぞ?」 燐「屁理屈言わないでくださいよ」 直「そんなにイヤか?」 燐「…………」 …何でアンタはそんなに悲しそうな顔をするんだよ…。
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