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燐「…はぁ…はぁ……」
聡「燐音くん。まだまだ夜は長いよ?」
燐「…そんな…こと…言われても…オレ、もう…ッ」
聡「もう限界?」
燐「…理、事長…体力あり過ぎです…」
聡「君がなさ過ぎるんだよw」
燐「…もうッ…ダメ…ですッ…」
聡「まだ2キロしか走ってないよ?w」
そう。あれから理事長に頼んでトレーニングに付き合って貰っているのだが…理事長の体力がお化け過ぎて辛い。
なんでこの人はこんなに走れるの??
まだまだ余裕の笑みを浮かべているし…。
ってか、なんでオレは学校が終ってから理事長と2人で下町まで走ってるんだろう?
…いや、強くなりたいって言ったのはオレだけど。
燐「…これ…帰り上り坂とか…」
聡「…この先にマ○クあるけど食べる?」
燐「えっ!?」
聡「あ、目が輝いてる…」
燐「食べたいですっ!!」
聡「じゃあ、行こっかw」
そして普通にマ○クに入ったけど、軽く汗をかいているセクシーな理事長に客も店員も見惚れている。
…そうだよな。
普通の半袖とちょっと海パンみたいなハーフパンツって言えば伝わるかな?
しかも腕まくりしてるし、腕も足も細く見えるがメッチャ筋肉あるし。
普通にイケメンだし。
そして何より髪の毛を下ろしているし。
「い、いらっしゃいませっ!ご注文をどうぞ///」
聡「なに食べる?燐音くん」
燐「ベーコンレタスバーガーのセットで!!」
「サイドとお飲み物をお選びくださいっ///」
燐「チキンナゲットで飲み物は…野菜生活!」
聡「野菜生活頼むならサイドをサラダにしなよw」
燐「生野菜は苦手です」
聡「…そっか」
「ベーコンレタスバーガーのセットでサイドはチキンナゲットでお飲み物は野菜生活でよろしいですか?」
燐「はい」
「お持ち帰りになさいますか?それとも店内でお召あがりになりますか?」
燐「あ、どっちにしますか?」
聡「燐音くんが死にそうだから食べてこうかw」
燐「やった!」
「かしこまりました。6…」
聡「あ、会計は一緒でいいです」
「え?あ、はいっ///」
燐「なに食べるんですかぁー?」
聡「じゃあ、この可愛いお姉さん?w」
「ひァッ!?///」
聡「あ、すみません。冗談です。通報しないで下さい」
「…て、テイクアウトでお願いしますっ////」
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