☆ヒーローは遅れてやって来る☆

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いや待てよ? 逆にオレが体質的に腹筋割れない的な?? うーん…たぶん、そうだよな。 愛斗や八雲、龍也も腹筋割れてた気がするし。 もう、この見るからに貧弱体質な貧相な身体やだ。 これを機にムキム…いや、ムキムキにはなりたくないな。 やっぱり、程よくでいいな。うん。 ってか、理事長がTシャツを捲った時に色んなところから視線を感じたしざわざわしていたから…本当にイケメンって持てるんだなぁって思ったわ。 聡「燐音くん。ポテト食べる?」 燐「え、いいんですか??」 聡「うん。はい。あーん♪」 燐「…っ!この歳でそれは…っ////」 聡「照れちゃって可愛いねw」 燐「…う"っー((ぱくっ」 聡「顔真っ赤だよ?((ニコッ」 燐「…いや、ここまで何キロ走ったと思ってるんですか!?まだ体力回復してないですよ!!」 聡「全く…若いくせに体力ないんだから」 燐「貴方が化物過ぎるだけです!」 聡「うーん。私以上の体力お化けいるからなぁ」 ってか、メッチャ視線を感じる…。 そして理事長に餌付けされてるオレがいる。 だから、お礼にチキンナゲットをあーんで食べさせたら普通に抵抗なくあーんで食べたから何の面白みもなかった。 …今思えば、この人はよく蒼真さんとあーんしたり、回し食いや回し飲みしてるから抵抗ないよな。 そして、これは理事長の奢りだからお礼にもなってない事に今更気づいた。 食べ終わると店を出て、今度はゆったり走りながら学校に向かう。 …いや、吐くって! 燐「流石に食後にいきなり動いたら吐きますって」 聡「え?大丈夫??」 燐「むしろなんで大丈夫なんですか!?貴方は!」 聡「満腹になるまでは食べてないし?」 燐「…あの量で満腹にならないんですか…?」 聡「うん。だから、私は大食いなんだってばw」 オレなんて…あの量で満腹なんだけど…? もしかしてこれから食い盛りになるのかな?オレ。 燐「歩いていいですか…?」 聡「ふふっ、いいよ」 燐「テイクアウトにすればよかったです…」 聡「それ、飲み物が一大事になるけど大丈夫?w」 燐「うーん。ダメですね」 聡「強くなるのに重要なことは毎日繰り返してやる事と、基礎練習を怠らないことだよ」 燐「…説得力ありますね。…仕事をサボってなければ…」
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