2*゜

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*・*・* 授業はあっという間に終わり、隣の奴はそれから何も言わずにずーっと寝てた。 「早くしないと出勤の時間になっちゃう」 帰ってから軽く化粧直して服着替えて… 「なに?急いでんの?」 「あんたには関係ない」 どーせまたろくでも無いこと言うんだし。 「バイク乗せてってやる?」 「え、」 バイクってことは歩いて帰る何倍も早いじゃん。 でもでもでも、こいつに借りはつくりたくない。 「ほら、早くしないと間に合わないよー?」 「じゃあもう乗ってく!」 遅刻出来ないし。今回は仕方ないや。 「よし。メット被って」 ビックスクーターなんて乗ってるんだ。
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