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頭が混乱している。
どうして隼斗さんが居るのか。さっきの男は何故帰ったのか。
「もしかして…ついてきてたの?」
「それ以外に何がある」
「私が何をしようと隼斗さんには関係ないじゃない」
「俺がお前を買った以上、お前をどうするのかは俺の勝手だ」
「…納得出来ない」
「お前の意志はどうでもいい」
隼斗さんは立ち上がると私の腕を掴み強引に引っ張りお店を後にする。
確かに買われたかもしれないけれど、行動を制限されるなんて嫌よ。
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