第1章 マリア

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マリアがいなくたって、 今までは自分の食べ物や書籍や…。 自分自身でコントロール出来たんだから。 それがいきなり河北マリアなんて女に邪魔されるのはおかしいぞ、 大河内春樹いいいい!!! (ここちょっとジョジョみたいによろしく)。 マリアは翌日、 ホテルから、 大河内の家へと、 タクシーを走らせた。 「そう。 そこ~。 大河内春樹ってところ。 うんうん、 領収書は大河内春樹できっといて」 マリアは図々しいメイドであるのだった。 大河内がマリアが来たのを知ると、 大河内は、 「そこがキッチン、 トイレ、 バス、 ワインセラー。 書斎は俺がイジってるから、 触らないように。 まずは昼食を頼むよ」 と言った。
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