第1章

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初めは教授と討論しあいながら夢を語り、人々の役に立つ研究成果をあげる為に頑張っていたんだ。 そのうち…仮想が現実になり…僕と教授は、とんでもないものを作り上げてしまった…。 僕と教授は踏み込んではならない領域に片足どころか…どっぷりと浸かってしまったんだよ。 もう取り返しがつかない…。 遺伝子操作を駆使しクローンではなく未知なる生物を作ってしまった。 成長したら手に負えなくなる。今、第一成長段階でも、この研究所が乗っ取られそうなくらいの頭脳を持っている。 これから先を予想するだけで気が変になりそうだよ。 …何をしているんだ? …は?…何を作り上げたって? クローンではない新たな生物? 禁忌を破った? 僕が? 冗談はやめてくれ!
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