つぐみちゃん

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一人っ子のつぐみちゃんは5歳。 いつも一人でレゴで遊んでいます。 ただ、毎日おもちゃを置いている部屋で遊んでいるときに、1つだけ気がかりがありました。 レゴブロックを片付けるレゴを買ってもらったときについてた黄色い箱の蓋に小さな足音が付いていたのを発見したのです。 まるでレゴの小さな小人が歩いていたかのようなこの足跡はなんなんだと思い、オモチャの箱をヒックリ返したり、レゴを全部出してみたりしてみました。 でもそのへんを散らかすと決まってママが怒ります。 「ねえ何考えてるの?オモチャを散らかすなっていってるじゃない。もう買ってあげないからね~?」 それは困ります。つぐみちゃんは急いでオモチャを片付けます。 その時にレゴブロックで作ったお家を壊して箱にしまうのをためらい、そのまま今日はレゴの箱の上に置いて起きました。 その日の夜。 だいたいいつも風呂から上がったあと20時ごろになるとテレビを見ててもママは早く寝ないと魔女が来るよとつぐみを脅し、早く歯を磨けといってくるので仕方なく歯を磨き、パジャマに着替え寝る部屋に行き、布団に入ります。 しかし、その日置いておいたレゴの家が気になり。 つぐみちゃんは寝る部屋に行く前に、おもちゃの部屋にいってレゴのお家の確認をしてから寝ようとしました。 電気をつけるとママにバレて怒られます。 暗い部屋は怖い…しかもこうしている間にもつぐみちゃんのことを魔女が探しているかもしれません。
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