つぐみちゃん

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「ふーい、やっと復元できた!よしこれから蓋の上に置いておくぞい。あのままじゃと、せっかくつぐみちゃんの作ったお家がママに壊されてしまうからのー…」 と言い切る前に小さなおじさんはつぐみちゃんの気配に気付き二度見しました。 「え?えー!見てたのかい?それはとてもまずいわい。な、何もしてないぞよ?」 そういって、作業の途中でお家をあげていたロープをするりと取り去りどこかに走って逃げていってしまいました。 つぐみちゃんは思います。 そーかー、あの人はずっとここにいてお家を探していたんだねー。 もっと大きなお家を作ってあげるよ。 また来てね~! と手を振りながら部屋を出ようとしたら、黒頭巾こそ被ってはいないけど魔女の形相のママが腕を組んで立っていました。 ママ「こーら!何してるの!早く寝ないとー…!「 ママが怒ってても、今日はなんとなく耐えることが出来て笑ってはーいと素直に寝る部屋にいき、笑顔で寝ることが出来たつぐみちゃんでした。
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