2nd Choice..

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「ひゃは、おもしれー」 触発されたのか、奇声を発して円卓へ走る不良ジャージ。 サユリさんも、彼に続いて走り出す。 サユリさん? 「あんたも取りなっ!」 振り返ったサユリさんの声にハッとする。 でも、その時すでに他のみんなも走り出していた。 次々と取られていく武器。 テーブルにたどり着く。 慌てて目の前のものを取る。 って、なんだ、これ? 「ね、これ、マシンガンよね…」 サブマシンガンと呼ばれるタイプの武器を手にしたサユリさんが俺に声をかける。 「あんたのは?」 「俺の、は…」 俺が選んだのは…スマホ?
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