二十年後の『リア充』

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どうして、みんながそんな簡単にこのメールを信じるのか、分からないけど、これは『いちだいじ』だ! 『違う!違うよ!僕はリア充なんかにならない!見てて!』 僕は、そう言って文章を打ち込んで返信してから、『ほら!』とみんなに見せた。 その文面は『リア充爆発しろ!』だった。 それを見て、みんな、黙って納得してくれた。 僕は安心したけど、胸にはモヤモヤがかかる。 ーー僕、大人になるまで『リア充』になれないんだ……ーー おしまい♪
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