執事の恋事情?

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少し心配ながらも、他の使用人に彼女の様子を尋きながら仕事をする。 「あの子はどうですか?」 「琴祢ちゃんなら、頑張って仕事を覚えてますよ。女の子だから掃除も完璧で他の雑務もそつなくこなしています」 良かった、失敗は今のところしてないみたいだ。 「そうですか」 「彼女、真面目だからここでやっていけるんじゃないでしょうか。あたしはそう思います」 「なら、良いですが。お忙しいところ、ありがとうございます」 頭を下げて俺はまた仕事に戻った。
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