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翌日の帰り道…、俺は彼女の情報を知るためにあのコンビニに寄った。
店内に入れば、商品を棚に補充している若い女性の店員が居た。
「すいません、少し話を伺いていんですが」
店員に近寄って俺が声をかけると振り向いて作業する手を辞める。
「はい、なんでしょう?」
「先日まで、このコンビニで働いていた未遥さんと言う女性は知っていますか?」
「はい、知っていますけど…」
「その彼女の様子が、辞める前に何か変わったようなこととかありました?それか、なんで辞めたとか」
「…えっと、お客様は未遥先輩とどういう関係ですか?」
昨日と似たような質問に俺は嘘の言葉を言う。
「ちょっとした知人です」
「……そうなんですか」
一瞬、疑いを持った目を向けられたが信じてくれたのか。
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