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これで話が終わり、あとは当日を迎えるだけだ…。
あと、一週間もすれば…
ようやく彼女とまた会えるんだな。
砕け散りそうだった期待が蘇るようにふくらみ俺は一週間後が楽しみだった。
仕事をしていれば、一週間はすぐに経ち彼女を嫁に迎える日が来た。
家のドアを開けた彼女は、俺のことを忘れていて怪訝そうに見る。
忘れていて当たり前だ、あのとき一度しか会っていなく彼女にはただの客として見てえていないのだから。
「どちら様ですか?」
「すいません、はじめにお母さんを呼んでもらえませんか?」
「…え、はい。分かりました」
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