見つけた想い人

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「未遥、ほんとに…ごめんねっ。霧生さん、未遥のことよろしくお願いしますっ」 彼女が荷物を持って戻ってきた後も母親は謝っていた。 そんな母親に彼女は明るく微笑んで気を遣わせないように言葉を交わしていた。 彼女の母親に頭を下げられていた。 「はい。こちらこそこのような形で未遥さんをもらってしまい申し訳ありません。 未遥さんを必ず幸せにさせていただきます」 この言葉に嘘偽りはない。
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