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翌日
「ツッキー、ベルトの調整終わったでつよー」
昼飯時、ダズが変身ベルトを持って部屋を訪ねてくる
「……ああ、丁度昼飯を多めに作って困ってたところだ。食べていけよ」
俺は少し躊躇ったが、ベルトを受け取りダズに昼飯を誘う
「おー食べる食べる」
ダズはそういって部屋に上がり込む。
俺は、二人分の皿を用意して、ついさっき作った炒飯を盛り付ける
「そろそろお昼のニュースの時間じゃね」
ダズがそう言うので、俺は部屋のテレビをつける
丁度、ニュースが始まったところで、二人で炒飯を食べながらニュースを眺める
『本日のトップニュースは、昨日F市に現れたら怪人を倒した、ニューヒーローです』
「ブハッ!」
そのニュースを俺は飲みかけていたお茶を吹き出す
「ちょ、ツッキー汚っ!」
「うるさい、それよりもなんだこのニュースは」
テレビを指差してそう言う
「ツッキーのニュースに決まってるじゃないでつかwww」
「いや、なんで俺が……」
『先日現れたヒーローですが、魔法少女のようですが、大型バイクでの登場に、怪人を素手で倒すという、魔法少女らしからぬ戦いぶりにネットやSNSで大きな話題を呼んでいます。今回はヒーロー専門家のヒイロさんにお越しいただいて……』
「何!もうネットで話題になっているというのか……恐るべしネラー」
「因みに、トゥイッターのトレンドも全部ツッキーのことでつよ」
「マジか…………マジだ…」
スマホからトゥイッターを開いてトレンドを確認すると、全部俺の事に関する事だった
因みにチャンネルの方はもう8スレまで建っている
「なんてことだ……こんな大勢の人に知られるなんて」
俺はに両手両膝を着き、愕然と項垂れる
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