第3話

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「だって、このまま隠しとおすより、いっそ打ち明けて味方にする方がいいじゃないでつか。さっき言ってた中学生は受け入れてくれたんでつよね?」 「それは、柚子ちゃんがまだ純粋ないい子だったからだ…絶対に蔑まれるだろ」 蔑まれる所が目に見えるぞ。 「それじゃ、受け入れてくれそうならオーケーってことで?」 「まぁ、それならいいが、すでに何度も騙しているのに受けれるか」 「まぁ、そこはこの天才にお任せを……ってことで帰るでつ」 まぁ、ダズが任せろと言うんだ、なにか策はあるんだろう。頭はかなりキレるからな。 さて、二人に連絡しておくか。式峰にはメールでいいけど、柚子ちゃんは帰ってくるまで待つしかないな。連絡先わからないし、学校に連絡するわけにもいかねーし あ、そもそも、携帯持ってるのか?……さすがに一人暮らしなら持ってるよな 俺は、式峰にメールを送信しながら考える 「さて、送信終わったし、とりあえず食材を冷蔵庫に……って返信早いな。休み時間か?」 冷蔵庫に食材を避難しながら、メールを確認する 『メアドしぐれちゃんから聞いたんですか?焼き肉にしぐれちゃんは居ますか?』 『悪いが居ない。変わりに隣の女の子呼ぶつもりだ』 『行きます。是非参加させてください。』 ……可愛い子に釣られやすいな 俺は、了解とだけ返信し食材を冷蔵庫に入れる。 「昼飯は……軽くラーメンでも行くとするか」 フルフェイスのメットを被りバイクに乗って昼飯にラーメンを食べに行き、中学校が終わる時間帯までゲーセンやバッティングセンターで時間を潰す そろそろいい時間か…… 俺は、もうそろそろ中学校が終わる時間帯なのでアパートに戻る
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