第1章

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「なんだこれえええええ!」 変身しおわった自分の姿を見て、驚愕する ……俺のイメージしていたヒーローと……なにか違う 具体的に言うと性別。 いや、たしかに、多くの物を失うと言ったけど……失うものが大きすぎるだろ…… 「金髪ロリ美少女ktkr!」 ダズはカメラを手に、変身した月島を撮りまくる 「ダズ!なんだこの格好は!……って、声まで可愛くなってる!」 「勿論、変身した姿でつけど、いかがされました?」 「いやいや、おかしいだろ!特に性別!俺はヒーローになりたいんだ!」 「と、言われましてもー、此方は変身ベルトが欲しいとしか聞かされてませんし。変身っていったらやっぱ魔法少女っしょJK」 「いやいや、だからって俺を魔法少女にするなよ!」 「拙者、実は性転換や男の娘も生ける口でありまして。そう、萌に性別など関係ないのでつ」 「お前の性癖とかどーでもいいわ。というか、だったら自分で変身すればいいだろ?ベルト返すから」 「ふっふー、駄菓子菓子!そうは問屋がおろしまへんでつwww。それは登録制になってるので、最初に変身した人しか変身出来ず、しかも登録者は他のアイテムでは変身出来ないという機能つきwww」 「なんてことだ!」 ヒーローへの夢……今、朽ち果てたり…… 「まぁまぁ、他にも機能がついているでつよ」 「……例えば?」 不機嫌になりながらも、ダズに聞く 「そうでつね。身体能力がお好みで100倍位まで強化されたりするでつwww」 「他には?」 「えーっと、右手の甲にある三日月の装飾を押すと、武器が召喚されるはず」 俺は右手の三日月を押してみる すると、目の前に長杖が出てくる。長さはざっと1.5mで、今の俺の身長とほぼ同じ。全体的に黒で先にこれまた三日月の装飾が施されている。 「おお!これで魔法が使えるのか?」 「魔法?そんなもの使えるわけないじゃん。ツッキーアニメの見すぎじゃないでつか?」 「お前に言われたくないわ!というか杖の意味は!?」 「ただの飾りに決まってるじゃにでつかJK」
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