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節足類>ファクシア種>スモールファクシア
スモールファクシア
ステータス
HP:(10)F-
MP:(6)F-
SP:(9)F-/(7)F-
平均攻撃能力:(3)F-
平均防御能力:(3)F-
平均魔法能力:(3)F-
平均抵抗能力:(3)F-
平均速度能力:(5)F-
スキル
「遊泳Lv1」
最大レベル:6
進化先:ファクシア
ファクシア種とは、地殻変動により地底湖へ隔離されてしまった古生種の一つ。大きな地殻変により地底湖が地上へ噴出し、水と一緒に噴出。現在は地上へと現れた湖を、拙いながら必死に泳いでいる。
頭の関節がある、未熟な鰓が体外へはみ出ている、脳の構造が原始的ながら節足類、甲殻類と共通、脚が未分化等の特徴から、節足類と分化する以前の、非常に原始的な甲殻類の一種だと断定された。しかしこれは間違いで、節足類から甲殻類が派生したのである。それはまだ人間には知る由もない。
ファクシア種は微生物食。水面近くをゆっくりと泳ぎ、そこに集まる餌を食べる。そのため、上空から鳥等に攫われる事も。
本種はそのファクシア種の幼体にあたり、殻が固まっておらず透き通っている。蟹や海老と同じく目が短い柄の先についており、未発達の口と共に小さな頭部についている。首の関節を介して半楕円球状の大きな胸部へ繋がり、多節三葉構造の胴体、多節の長い尾節を持つ。脚は60本にもなるが貧弱で歩く事はできず、犬掻きでゆっくりと泳ぐ。
頭は昆虫、三葉構造は三葉類、柄付きの目は甲殻類、体節はムカデ綱や鋏角類の特徴も出ている。
討伐危険度はF-。小さな幼体に強さを求めるのは、少々酷かもしれない。鰓呼吸なので陸に揚げれば死んでしまう。
捕獲が容易で毒も無く、殻も柔らかいので食料に向いているが、天然記念物のため捕獲が禁止されている。そういう物でも裏ルートでごく少数が出回るのは最早お約束。海老とも蟹とも似ているが違う、不思議なお味。
素材は取れない。
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