4、群盲評象

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4、群盲評象

群盲象を評す、または群盲象を撫でるともいう 起源はインドの寓話であり、数人の盲人たちが象を触りそれについて問われる。ある人は足を触り柱のようだ、ある人は耳を触り扇のようだというふうにそれぞれが別の部位を触り、それぞれ感想を述べた すると盲人たちはたちまち言い争いになり、それぞれが自分が正しいと主張した。するとそれを聞いた王は「あなた方は皆正しい。しかし何故あなた方の主張がそれぞれ違うかというと、それは象がそれらすべての特徴を持っているからです」と ある物事の真実をそれぞれが違う視点で見たり表現の差異などによって、各々別のものに見えてしまいそのものの本質が見えなくなってしまう 一個の見方だけでなく違う側面からそれを見ることで、その奥に隠れた真実を見極められるだろう
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