あとがき

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ちの仲間を疑われた人たちの頭の上に爆弾が落ちても、落ちた爆弾が、道はどうあれその場にいた【未来ある若者】を殺したとしても、ここまで悼まれることはないのかもしれない。ちょっとわかりにくいですよね、すみません。でも、そんなことが怖かったんです。怖く、なったんです。 もし、僕のこれから生きていく世界が、平和な世界でなくなってしまったら?正義の名のもとに、たくさんの人が亡くなられてしまっても、それが当たり前となって、悼む人がいないような世界になってしまったら?そのとき、どんな手紙を出すのか。答えは、決まっていました。 そうして、この物語は生まれました。最初は、IFのいくつかの終わり方を用意して、読み手にどれを読んでもらうか選んでもらおうかな、とも考えていたのですが、True End一択に、最終的には絞りました。章タイトルに、『結末1』とあるのは、その名残です。  そのあと、彼らがどうなっていくのか。それは、皆さん次第。自分なら、どんな答えを出す?と、自問自答してください。  作品、私のこういった考え方。そのあたりに何か意見等ありましたら、なんでもコメントお願いします。辛口、批判、どしどしどうぞ。いろんな意見があってこそです。  最後になりましたが、最後まで読んでくださった方。また、応援してくださった方。本当に、ありがとうございました。
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