第1章

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「なーちょっとお前廊下来てー??」 「なんか嫌なこと考えてんだろ」 「いいから!いいから!!はいはい」 「いや、だって、ねーやめようよ」 そうやって私は廊下に追いやられた。 この時間この場所!どうしようなんて言えばいいのかな?引かれないかな? ガラガラガラ ∑∑∑え 「もしかして呼んだのって」 わぁ、どーしよぉー やっぱりだ… 「えっと…ちょっと話したいことがあって」 「うん」 …… 「ずっと好きでした!」 「…」 背の高いその人をみあげるように見るとすごく驚いていて、無言な状態が続いた。 無言が嫌だった私は 「あの!いきなりですみません!返事明日でいいので!!」 そのまま教室に逃げてしまった。。 あまりの緊張だったからか涙が出てきて座り込んでいてちょっとパニック状態だった。 「よくいえたじゃーん」 「うん、うん、、」 言えたことに対しての喜びと戸惑いがあったが、なんだかスッキリとした気分だった。
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