嫉妬

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かなり広いホテルの一室に手越を連れ込む 「ちよっ、まっすー!」 ベットに落ちた手越の声を無視し上に跨る そのまま服に手をかけていく 「ねぇ!待ってってば!」 「うるさい」 飛んだボタンも気にせずシャツを剥がし、今度はベルトに手をかけた 今まで優しくしてきたセックスも、今日だけは限界だ。俺でしか感じられないようにしてやる。 貪るようなキス。舌を絡めとり深く深く犯していく 「んっ……まっ、……ぃゃ…」 弱々しい手が胸板を叩いた 「あの女ともう寝たの?何回?」 「関係ないでしょっ」 大きい瞳を潤ませて答える。関係ないって?もう何度も俺に抱かれたクセに それとも恋人だと思ってたのも俺だけ? 「咥えて、」 「えっ?」 いきなり連れてこられたホテルで、乱暴にキスされて、 それで次は… いや、男がすることなの?カーペットに座った俺の目の前にはまっすーがベットに座っている 「う、嘘でしょ?」 見上げたまっすーの目は鋭くて、怖くて。 「早く」 初めて口に含んだソレはザラザラと熱を帯びていて 舌を這わせるのがやっとだったのに 「んぐっ!?…っ、」 いつのまにか頭に回されていた手が動き、喉奥まで入ってきた異物感にむせ返る。そんな俺を見つめたまま頭を揺らされる 苦し…、酸欠で意識が飛びそうになる寸前で喉に ねっとりとした液体が侵入してきた 気持ち悪い…吐き出そうとした口をまっすーの手が制した 「飲めよ」 声に従うまま、飲み込んだ精液の代わりに涙が溢れて止まらなかった 何で、何に怒ってんの?神崎さん?…なわけないか だって顔色一つ変えなかったもんね。 思考回路を巡らせる暇なんてなくベットに引かれた俺のズボンを下着ごとずり下げた まっすーの手がローションも使わず秘部に触れる 「…っあ、まっすー、ぃっ!」 ここからはいつも通り。なんて事はなく いきなり指を増やされ中をかき乱した 体を駆ける快感から逃れようとする俺を見て、抜いた指をなめた 「もう、やめて、まっすー……怖い」 静かなホテルに声が響いた
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