第1章

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私はあの未来の私からのメールを見た時以上に混乱して、あのメールの通りに行動している事に気が付かなかった。 家に帰り、ご飯を食べて、お風呂に入り、暖かい布団で眠った。 そして翌朝のニュースで、私は死ななくて良かったと心からそう思った。 私を虐めていたグループのリーダーが暴漢に襲われて殺されたらしい。 胸のすく様な思いだった。 本当に天罰が下ったんだ!暴行を受けた挙句殺されるとか、最悪の死に方。 しかも犯人は精神疾患で罪に問われないとか…! 日本の法律最高!あんな奴殺したって罪にならないよ! 久しぶりに浮かれた気分で家を出た私に、また着信が入った。
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