第二章 俗に言う、前途多難かよ!

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紫「というか…何でこんな話になってんの、対策会議しなきゃいけないのに」 フ「お前から始めたんじゃねぇか」 紫「その通りだけど、フローズンから言われるとイラッとくるね フローズン、ハウス!」 フ「ワン!……………ってちげぇだろ!オレは狼だって言ってんだろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 Ψ(`皿´)Ψ ベ「いいお返事でした、フフッ」 ジュ「…ん…まさに…犬…」 フ「こンのっ…だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 性質上、反応してしまったフローズンが顔を真っ赤にして床を転がる 恥ずかしさのあまり咆哮に似た叫びまで上げた その間にベリーが紅茶を配っている いつの間にいれたんだろ、ベリー 相変わらずな執事スペックだわー 紅茶を両手に持ってコクコク飲んでいた白夜がこちらを見る 白「それで、そのおーどーてんこーせー?どうするの?」 紫「王道転校生ね 今のトコ、何とも言えないんだよねー」 ジュ「…な…で…?」 紫「王道転校生にもいくつかの種類やパターンがあってね、初対面の印象だけじゃぁ決めれないのよ まぁ、ウザイ系黒マリモだったんだけどね…これが本当なのかがちょっと分からないね」 ジュ「……?」 首を傾げるジュナリスの頭を撫で、つまりね、と順を追って説明していく 紫「王道転校生の性格が、ウザイ系の場合とその性格が偽物、または演技だった場合の対処は別になるんだよ 更に言うと、愛され、なのかも分からないし」 まぁ、そこは学園内の様子を見ないと分からないんだけど、すぐ分かるだろうな
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