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紫「距離を置くのは、王道君が近くにいて巻き込まれないようにする為なんだよ ジュナリス達じゃぁ、どう対処したらいいか分からないだろう?それに変に絡まれると、気分悪くなっちゃうかもしれない そんなのジュナリスは嫌でしょ?」
ジュ「ん…グスッ」
紫「周りが騒ぐのが嫌だもんね 俺が何よりそんな状況になるのが嫌だね」
ジュ「ど…しても…ダ、メ…?」
紫「あー…いや、ダメじゃないよ?念話で話し掛けてもいいし、俺の個室とここをつなげて夜はこっちで過ごせるよ そうした方がいい?」
ジュ「んっ!」
紫「……」
目尻に涙を溜め、目を細めて微笑むジュナリスに思わず無言になってしまう
あー…
紫「ウチの悪魔が可愛過ぎてツラい!」
(*/□\*)゜。・*
ベ「紫苑様、心の声がもれてます」
フ「いまだにあの状態のあいつが分からねぇ」
紫「お黙り!教育したのに腐属性に目覚めない君達が悪い!」
ベ・フ「「目覚めたく(ありません)(ねぇよ)!!」」
紫「だが断る!」
(`・ー・)b
ドヤ顔で拒否すれば、複雑な表情をされた
それを横目に改めてジュナリスに目を向ける
紫「ジュナリス、出来るだけ早く調査をおえるから、それまでの我慢だよ!」
ジュ「んっ…が、ばる!」
紫「ありがとう!」
感情のままに抱き着いて頭を撫でくり回すと、ジュナリスも腹に頭を押し付けてくる
その内、白夜と陽炎も参加して四人して遊び始めてしまう
参加しなかったフローズンとベリーは呆れながらも笑みをこぼしている
フ「とりあえずは様子見だな」
ベ「そうですね」
そんな暖かい空気が包む夜だった
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