第二章 俗に言う、前途多難かよ!

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紫「距離を置くのは、王道君が近くにいて巻き込まれないようにする為なんだよ ジュナリス達じゃぁ、どう対処したらいいか分からないだろう?それに変に絡まれると、気分悪くなっちゃうかもしれない そんなのジュナリスは嫌でしょ?」 ジュ「ん…グスッ」 紫「周りが騒ぐのが嫌だもんね 俺が何よりそんな状況になるのが嫌だね」 ジュ「ど…しても…ダ、メ…?」 紫「あー…いや、ダメじゃないよ?念話で話し掛けてもいいし、俺の個室とここをつなげて夜はこっちで過ごせるよ そうした方がいい?」 ジュ「んっ!」 紫「……」 目尻に涙を溜め、目を細めて微笑むジュナリスに思わず無言になってしまう あー… 紫「ウチの悪魔が可愛過ぎてツラい!」 (*/□\*)゜。・* ベ「紫苑様、心の声がもれてます」 フ「いまだにあの状態のあいつが分からねぇ」 紫「お黙り!教育したのに腐属性に目覚めない君達が悪い!」 ベ・フ「「目覚めたく(ありません)(ねぇよ)!!」」 紫「だが断る!」 (`・ー・)b ドヤ顔で拒否すれば、複雑な表情をされた それを横目に改めてジュナリスに目を向ける 紫「ジュナリス、出来るだけ早く調査をおえるから、それまでの我慢だよ!」 ジュ「んっ…が、ばる!」 紫「ありがとう!」 感情のままに抱き着いて頭を撫でくり回すと、ジュナリスも腹に頭を押し付けてくる その内、白夜と陽炎も参加して四人して遊び始めてしまう 参加しなかったフローズンとベリーは呆れながらも笑みをこぼしている フ「とりあえずは様子見だな」 ベ「そうですね」 そんな暖かい空気が包む夜だった
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