第二章 俗に言う、前途多難かよ!

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被害者である少年を部屋に運び込み、朝食をとっていた白夜を見付けて引っ張り込んで診てもらった そこまでは良かった 怒りの形相のベリーに正座させられ、事情聴取から説教モードに入ってしまった 緊急とはいえ人間を部屋に連れて来たのが原因らしい 診察を頼んだ白夜もノリ気じゃなかったし、傍観してるけどフローズンも陽炎もあんまり良い気はしてないみたいなんだよなぁ ジュナリスは…あの子は元から俺に従うから気にもしてないねWWW そこまで人間嫌いじゃなかったと思ってたんだけどなぁ…ちょっと反省 (-_-;) ガチャ 白「ちょっとー、もう少し静かにしてよー こっちには寝てる人がいるんだから」 寝室の一つにつながる扉が開き、呆れ顔の白夜が出てきた 紫「あぁ、白夜 彼の容態はどう?」 白「外傷は全部治したよ、でも…心の方は起きてみないと分からないかな」 紫「そっかぁ…うん、ありがとう、白夜 ご飯の途中だったのに」 白「いいよ、紫苑の行動には慣れてるから でもね?心は僕でもどうにも出来ないよ?」 紫「むしろそれが何とか出来たら怖いよ」 能力が高いから、更に精神操作なんて怖過ぎるわWWW 陽「記憶を消すのはいかんのか?起きてから今まで消してしまえばよかろう」 フ「お前、サラッと怖ぇ事、言ってる自覚あっか?」 陽「ぬ?」 あー、これは分かってないね 天然怖いぉWWWWWW でも可愛い!(*´∇`) 彼の体を診た白夜には彼の事情を話さなくても何があったのか、察しているようだ
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