第二章 俗に言う、前途多難かよ!

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フ「そーだぜ、ベリー」 陽炎に続いてフローズンが参加してきた 俺は黙ってそれを見ている だって口挟む空気じゃないっしょWWW シリアスクラッシャーとしてはWWW つかWWWこの空気どうにかしてくれWWW フ「お前が何で熱くなってんのか知らねぇけど、紫苑が何の理由もなく動く訳ねぇだろ」 彼は真っ直ぐにベリーを見つめ、ウィンクした そして俺に視線を向け、なぁ、と言う しかし俺の方はそれどころではない 紫「フローズンがシリアスクラッシャーになったWWWウィンクとかWWWどこのキザだよWWW似合わない、似合わな過ぎて腹痛いよWWWしかも何だよ、今の顔WWWキメ顔かWWW」 フ「今のでお前の評価がガタ落ちした!」 あまりにフローズンがフローズンらしくなくて一人で爆笑し、床を叩きまくっているからだ 紫「はーはー…くくっ…ダメだWWWゲホゲホWWW喉がWWW崩壊するWWW」 ジュ「紫苑…だいじょ、ぶ…?」 水を差し出してくれるジュナリスにお礼を言いながら受け取る フローズンは笑われて一気に不機嫌になっているが、気にしない フ「ったく、テメェは」 紫「ごめんごめんWWWまぁ、でもフローズンの言う通りだよ 何も考えないで連れてきた訳じゃないんだよ」 ベ「…理由をお聞かせ下さい」 紫「うん、そのつもりだよ」 姿勢を整えて話す体勢になる 紫「俺達は視察に来てる、でも明らかに情報が足りないんだ これはとても良くない、情報は言わばゲームのルールを知らないのと同意義だ 俺達は全てに対して劣勢だって事だ まずは情報収集する、手始めが彼だ」 被害者の少年がいる寝室の扉を指して言う ベリーが納得した表情を浮かべたのが見えた
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